研究所概要

研究所事業

1.アジアにおける遠隔医療の普及

日本の遠隔医療の推進と、アジア諸国への情報発信および現地導入の支援を行います。

日本の遠隔医療技術は世界的にも先進的ですが、保険診療制度の関係で国内への導入は収益性の問題があるため残念ながら進んでおりません。また、国内では医師不在地域は少なく、救急搬送システムも確立しており、遠隔医療が唯一の医療として機能する場面はそう多くはありません。日本の場合、情報提供の効率化や専門医不在地域への専門医のサポート、チームの情報共有、対面診療の間の隙間を埋めることなどに遠隔医療技術が用いられることが多い状況です。

一方、アジア諸国に眼を向けると、複数の国で地方に医師不在の地域を多く抱えています。これらの国では医師不在地域へ、唯一の医療としての遠隔診療の提供が求められています。真の意味での遠隔医療を求められているアジア諸国に対して、日本の遠隔医療技術やノウハウを提供し、医療レベルの向上に貢献します。

2.医療機器・システム構築のサポート

今日本の大企業の経営が次々と悪化しています。技術大国日本の面影は失われつつあり、この20年間で日本の賃金ランキングは、世界9位から19位へ大きく後退しました。医療ビジネスに参入している企業の多くは、開発のアイデアが無い、あるいは、研究開発したものがどう役立つのか分からず、市場の確保に苦戦しています。

私は10年以上医療ICTの研究開発を行ってきましたが、日本がもう一度技術大国として復活するためのその一翼を担うのが自分の使命と考えております。失速している日本の企業に対して、現役の医師・研究開発者だからこそできる支援方法があります。医療ビジネスの開発・市場分析・ビジネスモデル作成からプロモーションにいたる一連をコンサルテーションし、顧客のニーズにフィットしたソリューションの市場への提供をサポートします。

3.アジアにおける遠隔教育の普及

日本の遠隔教育の推進と、アジア諸国への情報発信および現地導入の支援を行います。

クラウドやネットワークの普及により、携帯端末での動画の閲覧は簡便に行えます。アジア諸国ではパーソナルコンピュータの普及率よりスマートフォンの普及率が上回っており、スマートフォンを用いた遠隔教育の構築は比較的容易に出来る状況です。遠隔教育は、学校に行くことが出来ない貧困層に対しての動画配信や、医療後進国への医療教育コンテンツの配信など多くの可能性を有しています。

 

4.ライフワークバランスを両立させた生活の普及

ライフワークバランスが崩れると身体的にも精神的にも健康状態が損なわれます。近年うつ病・うつ状態の労働者の増加が問題化しています。個人の健康被害はさることながら、労働生産性の低下は国益にも大きく影響を与えます。

遠隔医療・教育事業の一環として、当研究所ではライフワークバランスの取れた生活の普及を推進します。「終日充実 ON&OFF両立」をキャッチフレーズに、ライフワークバランスを両立させた生活の実践・方法について情報提供します。人生設定方法、目標の達成方法、仕事の心構え、家族や友人とのかかわり、趣味や食事を楽しむ必要性などHP上で掲載します。

 

法人概要

  • 法人名:一般社団法人 アジア遠隔医療研究所
  • 住所:〒378-0101 群馬県利根郡川場村大字谷地2506番地2田園プラザホテル内担い手研修施設内
  • 創業:2016年7月
  • 電話:HP上では非公開です(お問い合わせはメールでお願いします)